暑さ寒さと住まい

住まいの快適温度

室温の感じ方は、温度や湿度、通風はもちろん、窓からの日射や天井・床・壁からの輻射熱、そして服装や人の動きなどによって統合的に変わります。一般に快適な室温とは、20 ~ 22℃(冬季)、25 ~27℃(夏季)湿度は40 ~ 60%の範囲内。ただし床面の温度は低くなりがちなので、乳幼児やお年寄りのいる部屋では少し高めの温度に設定しましょう。

暑さを防ぐために

すだれやブラインドの活用
東・西向きの部屋は奥まで日が差し、南向きよりも暑くなります。すだれやブラインドを取り付け、通風を確保しながら効果的に日射を防ぎましょう。内側のブラインドでは20%、外側の日よけ・すだれでは50%以上の日射熱をカットできます。

「風の道」をつくって涼しく
通風の出入り口になるドアや窓を開け、風の通り道をつくりましょう。換気扇を回して反対側の窓を開けると、簡単に通風が生まれます。

暑さを防ぐために

寒さを防ぐために

日中はできるだけカーテンを開けて日差しを取り入れ、室内に熱をためることが大切です。

冷暖房器の有効利用

冷暖房機器は正しく選定・使用
部屋の大きさにあった能力の冷暖房機器を使用しましょう。フィルターのほこりの除去など機器のメンテナンスを正しく行い、効率的な運転状態を維持しましょう。

空気を循環させる
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまる性質があるため、冬場でも扇風機を活用してみましょう。天井に向けて弱風を送ると、空気が循環して室内温度が均一になります。

冷暖房器の有効利用